ブログを続けられる人と続けられない人の違い

初めての記事を投稿してから3か月以上の時が流れました。

言うまでもなく自分は後者側の人間です。1から0を生み出していくとかいう頑張って捻りだした言葉は何だったんですかね……。「何もしなくても0は生まれていくからセーフ」とか無理に言い訳すると哲学論争の火種になりそうなので、素直に自分の悪癖を反省しようと思います。

自分が言うのはすごく恐縮なんですけど、ブログが続けられない人のブログってなんとなく希少価値が付加されているような感じがしませんか? 私の通う大学の授業で教授が"日本人は未熟に価値を見出す"と言っていたのを思い出して「こういうことか!」と思ったのですが、これって自分の未熟さに価値を見出すという悲しいマッチポンプでは……。

前振りが長くなりましたが、なぜブログが三日坊主になってしまったのか? 本記事ではその理由を自省しつつ考えていって逆に続けられる人はこうなんだと勝手に予想していこうと思います。

1.エネルギー差

自分は朝は二度寝、三度寝と時間の許す限り寝てしまう人間です。だらしないしトータルで失う時間が大きいので直したいと常々思っているのですが、寝起きの頭って理性があまり働かないのもあって睡眠欲に負けてしまいます。自分が悪いとは思うんですが、起きるのにエネルギーに差があると思うんですよ。朝起きることが人生で指折りの辛さだという人もいれば一発ですんなり起きれる人もどうやら世界にはいるようじゃないですか。これって目覚めに限らずどんなことでも必要なエネルギーが小さいほど実行に移しやすいと思うんですよね。だからブログも書きやすい人と書きにくい人がいるんですよきっと。

2. モチベーション

そもそも皆さんがブログを始めたいと思った理由って何なんでしょうか。自分は生きた証を残したい、思考の整理、文章表現の訓練、そして承認欲求といった理由でブログを始めました。今ではブログでなくともTwitterのようなSNSで目的を達成出来るので、そちらを利用している人も多いと思います。始めたいと思った気持ちの強さ、そしてその気持ちを維持できる人がブログを続けられるんでしょうね。これもどんなことにも言えそうです。かわいい女の子を描きたいという気持ちからラブコメ作家になったり、国を守りたいという気持ちからデモを繰り返し行ったり……。自分も気持ちの強さにステ振りしようと思います。

3. 抵抗感

ちょっとエネルギー差の話と似通うんですが、ブログを書くためには文章をタイピングする必要があるじゃないですか。クオリティを求めるなら画像を入れたりCSSで整形したり。こういった技術的な部分がモチベーションを削いでいく場面って頻繁にありますよね。CGで街を作りたいと思ってもソフトの使い方で覚えることが多すぎるとか、ゲームの操作が難しすぎて先に進めないとか。やりたいという気持ちを強く持っていても様々な障壁にぶつかってそこで消耗してマイナスになってやめてしまうパターン。でもこれって最初が一番つらいだけで慣れてしまえば抵抗感もなくなると思うんですよね。始めたばかりで登る山が一番高いんだということを知っておいて、それから登るとペース配分がしやすいんじゃないかと。

終わりに

文章を読んで私のことを「浅い知識しかないのに啓蒙精神旺盛な人間」だと思った人へ。誤解です。浅い知識なのは事実ですが、所々入るいいこと言ってる風味の文やよく分からない例示は思考の整理のために書いていて、啓蒙したいなどとは露ほどにも思ってないです。自分は啓蒙とか薫陶とかいう概念は苦手で、人に有益な知識は与えずに自分だけ享受したいと思っている人間なので。裏を返せばこのブログに書くことには無益な知識しかないという……。1から0を生み出す訳だし仕方ないね。

こんな性格だとブログが続けられません。←一番大事